そんなわけで、以下吉絡みスレからの引用です。
366 名前：ねぇ、名乗って 投稿日：04/05/10 01:08
アヤカラジオ情報
里田の誕生会やった
アヤカとよっすぃでサプライズパーティーを企画
アヤカは仕事無くて、よっすぃは夜遅くまで仕事
里田もオフでアヤカに誘いの電話があったんだけど断ってた
よっすぃの仕事がようやく終わって、よっすぃの家でパーティをすることに
里田からアヤカに「今日は遊ばないのかよ！」とかメール多数
よっすぃの家ではお寿司、アヤカはケーキ担当、よっすぃのママがチーズフォンデュ
手作り豆腐を作ってくれた
里田にビデオレターを制作、途中に里田からアヤカの携帯に電話
直後によっすぃの携帯にも電話、それがビデオに録画された
ビデオはそのまま隠し撮りで録画しっぱなし、里田を待つ、ケーキのキャンドルをつけて
ドアのうしろで待ってた
里田がようやくかなり怒りながら登場、ハッピーバーズデイを歌う、でびっくり大喜び
かなり待たせてたから二人からごめんね
隠し撮りも笑って成功、「今日は最高の日になった」
よっすぃってさすがだなと思ったのは、カメラが回っててあとでビデオを見たらよっすぃは
ずっとカメラを意識してたところ
アヤカが見切れたら、「よっといで」ってフレームに入れてくれたりした
よっすぃはカメラ目線も多数
そのビデオは里田にプレゼントした、三人でいるとすごい楽しい
里田の次はよっすぃの誕生日で里田が燃えた、という話しはまたの機会に
いやいや、いいですねー、吉里アヤ。
つかね、こういうサプライズパーティってホントにホントに嬉しいモンなんですよねぇ。自分も先ごろサプライズパーティをやってもらえたんですが、あまりにも嬉しくて、滅多になかない鉄の涙腺の自分が、ぶあーっと泣いてしまいましたモン(苦笑)
しかし、ホントにええ子達や、吉里アヤって。
んなわけで、そのうち吉里アヤの短編を書くでしょう、きっと(単純)
いちおー小説サイトと紹介されているのに、何ヶ月も何もアップしないのはなんなので、随分前に途中まで書いて放置していた短編をひとつアップしてみました。
かなり前のモノなので、今のいしよしのイメージとはまた違いますが、こんな甘いのもたまにはいいかと。
…しかし、私の書くお話のオチっていつもこんなんばっかだなーと今更ながら反省(苦笑)
お目汚しですが、よろしければどぞ。
You Got Mail
「…なーんか暇だなぁ」
コンサートの準備や雑誌のインタビュー、バラエティの収録などに忙しかった梨華だが、雑誌の撮影が急遽延期になって、ぽっかりと時間が空いてしまった。
これといった趣味がない梨華にとっては、たまたま出来たオフの時間も手持ち無沙汰でしょうがない。
暇だから遊ばないかと誰かを誘えれば良いのだけれど、突然誘っても無理だろうとか、断わられるのではないか…なんて考えてしまう、ネガティブ思考まっしぐらの自分が情けなかった。
「でもさ、それも自分の性格なんだからしょうがないじゃんっ」
心の声に自分で突っ込んでみてもちょっと虚しい。
梨華は誰かから誘いの電話が来ないかなと携帯電話とにらめっこしてみたりと、かなり侘しい時間を過ごした。
一瞬吉澤のことが脳裏に過ぎったが、彼女はドラマのロケで地方に行っているはず。誘っても無理だと早々に諦めた。
今日は一人で寂しく過ごすかと決めた梨華は、暇潰しにメールを書くことにした。
元々筆不精の梨華なので届くメールの数はさほど多くもないが、頻繁にメールをくれる親友の柴田や矢口に他愛のないメールを送った。
そこにふと、悪戯心が湧きあがった。
いつも吉澤にからかわれてばかりいるのだから、今度は自分が彼女をからかってみようか、と。
そう思った梨華は嬉々として、閉じ掛けた携帯を開き直した。
以前梨華は吉澤に送るつもりのメールを保田に送ってしまった経験がある。
また同じ轍を踏んではまずいと、送信先に間違いはないか何度も確認して件名を入力する。
「んーと…“今すぐ抱いて”でいいかなぁ」
そして本文に「今すぐじゃなきゃダメっ」と添えて送信した。
慌てたように嬉しそうな顔で言ってくるであろう吉澤を想像して、梨華は思わず一人で笑ってしまった。
ここ最近なにかと忙しい吉澤のこと。今日中に来れる訳がない。
明日明後日にこのメールのことを言われたとしても、あの時はそう思っただけで、今は全くその気がないと言えば良いことだと、小悪魔な梨華は考えた。
とりあえずやりたいことをやって満足した梨華は、たまにはゆっくりと湯船につかろうと風呂に入った。元来長風呂である梨華は、久し振りののんびりとした一人の時間に「たまにはこういうのもいいかも…」としみじみ呟いた。
…かなりの間、湯船に浸かっていたのだろうか。
バスタブの中でうとうとしていた梨華は、けたたましく鳴り響くインターホンの音で目を覚ました。
…私、寝ちゃったんだ。
でも誰？ こんな遅い時間に。
梨華は慌てて風呂から出て、Ｔシャツとスウェットに着替えた。濡れた髪を拭きながらインターホンに向かう。
まだ真夜中の来訪者はベルを鳴らし続けていた。
…こんな風にやってくるのはよっすぃーしかいないよね。
「はーい、今開けるよー」梨華はマンションのドアロックを解除した。
それから数十秒後、吉澤は乱れた呼吸も整えないまま、中に入るなり梨華を抱きしめた。
「りかちゃーん。こんな風にアタシを誘ってくれるなんてすっげー感激だよー」
「な、なに、なんの事？」
「風呂入って待っててくれるなんて、嬉しいなー」
「だから何？」
梨華は先ほど送ったメールのことなど、すっかり忘れているらしい。
「またぁー、今更照れることないでしょ、アタシ頑張るからね！」
そう言うがいなや吉澤は梨華の唇を勢いよく奪った。
梨華はやっと吉澤の言わんとしていることが理解できた。吉澤から逃げるように、梨華は顔をずらして、慌てて口を開いた。
「や、違うの！ ちょっと待って！ あのメールね、暇だったからちょっといたずらしようかなーって思って、それで送っただけなの！ 私の本意とは違うの！ だからやめて…ね？」
そう必死で吉澤に言い訳をするのも何故か上目遣いで、嬉しさのあまり思考力が飛んでいる吉澤には、そんな梨華の姿は彼女の本能を煽るだけのものでしかない。
「梨華ちゃん、かわいいっ！！！」
「ち、ちがうの！ ん〜〜〜っ！」
どれだけ抵抗しても力の差は歴然で、吉澤に抱きかかえられた梨華は、半ば抵抗を諦めて少々ヤケ気味で、ベッドルームにずるずると連れて行かれた。
これからされるであろう行為に少しだけ期待を持ちつつも、吉澤にこんないたずらはマズイと反省をした梨華なのであった。
おわり
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